〜宇宙って、そこそこ広いんですね〜

地球人だって他の星に行けばエイリアン。
たとえ、その星の生物が、見た目が人間そっくりで中身もほとんど人間と同じでも、
それでもやっぱり異星人。
逆に、地球に来た異星人が人間そっくりだったとしてもまた同じ。
バレるとやばい状況で、自分のアイデンティティー、異星人としての誇り‥‥
そんなものがグラグラと揺れまくっている人達のお話です。

〜感動の涙はいらない、俺達が欲しいのは痛快な結末だ！〜

最近、日本映画が興行ランキングでハリウッド映画に負けない好成績をあげている。
じゃあ日本の映画製作現場は絶好調なの？
とんでもない。
二極化が進み、小さな映画は今まで以上に苦しい状況と闘っている‥‥ここにもそんな映画クルーが一組。
予算だけでなく、我侭な出演者や、頑固な監督やスタッフ、天気や弁当さえも現場を圧迫し、撮影の中止という危機が迫り来る。
しかし彼らは負けない。
マイナスさえも利用し、逆境を乗り越え、知恵と勇気で “完成”というハッピーエンドを目指して突き進む。
その姿は、勝利を目指して不利な状況を打破してゆくアクション大作や戦争巨篇のヒーローそのもの。
当然、ラストにはあっと驚く逆転劇が！
ただ、映画と違うのは、彼らはヒーローと呼ぶにはあまりにもしたたかだった‥‥。

〜ハラハラドキドキなんて経験、ここじゃフツーです〜

亡くなった義理の母から相続するはずのシェアハウスに、
新たな相続人が現れる。
相続のためにこのシェアハウスがなくなるのではと住人達は右往左往。
そんな時、隣接する家を買った怪しげな会社から
身に覚えのない訴えを起こされ、
土地を取られるかもしれない事態が持ち上がる。
そこへ失踪していた新たな相続人が戻ってきて‥‥

シェアハウスを舞台にした、
恋人、家族、親子、兄弟、仲間、友人の物語。

ア・ラ・ドーモ公演 VOL.2

去年の6月の25周年記念公演のあと、
次の本公演である今年の6月までまるまる一年間空いてしまうはずでした。

しかし、やはり公演を打ちたい！
どでかい小屋のあとは小さな小屋で、
本公演とはちょっと違ったことをやりたい、
そんな思いから、生まれた公演です。
　　　　「ふいうち」
いつもの群像劇からは一転し、少人数での密度の濃い作品をメンバーがチームを組んでお届けします。

デ☆らの初戯曲、白鳥の漫談、そして福田の書き下ろし「ふいうち」男版、映像版、女版など。さらに「ふいうち」男版は平川氏の演出で！

アラドーモ公演とは本公演とは別の小さな実験的公演です。

劇団創立25周年記念公演

ークランクイン直前の私の前に、映画全盛期のあの人達が現れた！ー

百年後に「昔の映画は良かった」と現代の映画は言われるだろうか。
デビュー作の評判が良すぎて、プレッシャーで悩んでいる若手監督のもとに、
日本映画全盛期の監督達が現れる。
あこがれの巨匠たちとの映画づくりは楽しく素敵‥‥なわけがない。
誰も彼もが死んでも監督、個性のカタマリ。
どんどんクランクインは遠のいてゆく‥‥

旗揚げからあっという間の25年、この公演が50回目の本公演となります。
魅力的な出演者でお届けする『キネマの神さま』、
消えゆくもの達の切なさと新しいものを創りだす喜びを描きます。

＊衛星劇場にて放送されました。

共催：四国中央ふれあい大学

「おいないさん」を愛媛で公演しました。