〜ここじゃ笑顔もタダじゃない‥‥〜

日本人らしさを感じるのはどんなときか。
それは日本を離れた時に違いない。
日本の常識が当たり前ではない場所に放り込まれた時、
人は自分のなりたちを意識することになる。
「日本っていいなあ」「日本って最低だ」「日本なんか関係ない」
そんなことを言いつつ、カルチャーギャップを楽しめない人間は
いつしか同胞を求めて群れてしまう。
そしてまた思う。
「日本人っていいなあ」「日本人って最低だ」「日本人なんか関係ない」
舞台はそんな日本人が集まった南国のドミトリー『ハニカムHOUSE』。
今日も癒しを求めて日本からバックパッカーがやって来る。
夢や希望を語っていても、要するに日本から逃げてきただけ。
なにもない国で、なにもしないでいられない、哀しきろくでなし達。
だけど、ろくでなしが宿なしになるピンチにみまわれた時、
笑いと涙のジャパニーズハリケーンが南の島に吹き荒れる。
日常に疲れたきったあなたも、きっとこれで笑顔になれる。
そんな日本人の物語。

精霊が微笑むという南の島のドミトリー。
そこに集まった日本人達が織りなす、おかしくも哀しきろくでなし達の物語。
スコールのあとに咲くのは南国の花か恋の花か？！
捨ててきたようで捨て切れていない思いが南の島であふれ出す‥‥。

怪獣がいる日常、そんな日本の物語

数年前、突如として日本に巨大生物が出現。
日本は危機的状況を迎えた。そして今もその状況は続いている。
しかし、いくら危機的状況とはいえ、ずっと続けばそれが日常。
怪獣のいる生活‥‥そんな日本の物語。

■CAST 　
桜岡あつこ　ウォーリー・小倉　初田せつ　東海林奈美　新谷摩乃 　 タケシタユウジ 　ふたむらあい 　梅田幸子　森下いづみ　 片平光　 三上綾　　小沢ミナコ 　 平川和宏

■STAFF 　作・演出/福田卓郎　　美術/西川成美　　照明/田所太郎　宮崎由紀　 音響/小笠原康雅（OFFICE my on）　舞台監督/赤坂有紀子 　イラスト/はったあい　　宣伝美術/ラヴ＆ピース川津 　写真協力/高橋芳　　宣伝協力/でじたけ 　制作/ドトォ！　こばちえ　　演出助手/鈴木慶子　井上哲郎 　制作協力/西原栄 　　製作/Dotoo!

〜またです、仰げば尊し　卒業公演〜

「1970年代後半。愛媛の片田舎にある進学校に四十間近のオジサンが新入生として入学してくる。自分も生徒会の一員として活動したいというオジサンと、生徒会のメンバー達との世代を超えた交流。そして時が経ち、取り壊されることになった生徒会室に久々に集まった仲間達。そこで彼らは初めてある真実を知ることになる‥‥」

青春時代の若さゆえの罪を、暖かくそして厳しく描いた青春群像劇。
再演を重ねているDotoo!の代表作！

■CAST
桜岡あつこ　ウォーリー・小倉　初田せつ　東海林奈美　新谷摩乃 　 タケシタユウジ　 ふたむらあい　梅田幸子　森下いづみ　 片平光彦 　 三上綾　　小沢ミナコ 　 平川和宏

■STAFF
作・演出/福田卓郎　美術/西川成美 　照明/田所太郎　宮崎由紀　音響/小笠原康雅（OFFICE my on）　舞台監督/赤坂有紀子　イラスト/はったあい　チラシ写真/片桐久文　宣伝美術/ラヴ＆ピース川津 　写真協力/高橋芳　宣伝協力/でじたけ　制作/ドトォ！　こばちえ　制作助手/佐藤麗奈　鈴木慶子 　制作協力/西原栄　製作/Dotoo!

■TICKET 　○前売開始　11/2（日） ○全席指定３３００円（前売当日共） ＊2/11（木）14時の回　2500円（前売当日共）

〜互いにからみあう３つの物語〜

ある集会室を会合の場として使っている三つのグループがあった。
一つは宝くじをグループ買いしている主婦たちの会。
一つは詐欺を集団で行っている仲間達。
そしてもう一つはこれから誘拐を計画している家族。

この関係ない三つのグループのささいな出来事が、
ある事件をきっかけにお互いの計画に波紋を投げ掛け始める。
そしてその小さな破門はやがて大きな渦となり、
彼らを思いもかけない事態へと巻き込む‥‥。

mumbo jumbo {名} : 無意味な迷信的呪文、わけの分からない言葉や行動、
　　　　　　　　　 ちんぷんかんぷん、戯言、 ナンセンス、無駄話

〜笑っているうちに怖くなる、そんなミステリーコメディー〜

ミスディレクション（misdirection）とは、見当違い、誤った指図という意味。
主にミステリーとか探偵小説、そしてマジックの世界で、本筋から読者の目をそらせたり、主人公を真相から遠ざけて無駄骨を折らせることを「ミスディレクション」と呼びます。

八丈島の近くにある東京都の小さな島、御島。その島の小学校は二十年前に統合によって廃校となっていた。その小学校で学んでいた生徒達が、記念に埋めたタイムカプセルを掘り出すために久しぶりに集まった。小学校時代に戻って楽しそうな仲間達。
しかし、その仲の良さの裏側には、誰にもいえない秘密があった。そして、タイムカプセルからは、皆の未来を予測してあるノートが見つかる。しかも、それは皆のこれまでの人生を言い当てていた。さらにそのノートを書いたのは、何年も前に亡くなった女生徒だった‥‥。

Dotoo!としての最初の公演です！

うちのお爺ちゃんの自慢、
それは、戦時中に海軍工廠で戦艦大和の主砲をつくっていたこと。
頑固者で怖い人だったけど、リーダーとして皆に慕われていたらしい。
だけど孫から見たら単なる競輪＆競艇狂いのハゲオヤジ。
母から話を聞くまで、祖父がそんな人だとは思いもよらなかった‥‥。
そんな競輪狂いの祖父がまだ頑固者だった時代が舞台。
世界が暗いからこそ明るく生きる、あるたくましい女系家族の物語。
この一家、かなりおかしいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　福田卓郎

舞台となるのは1945年、終戦の年。
広島の呉近くで父親・尾崎虎介を中心に診療所を開いている女系家族の四ヶ月間。
これは日本が近代化してゆくなかで失われてしまったかもしれない『家族』の物語です。